みなさんはオリンピックについて詳しく知っていますか?
「テレビでは見るけど知らないなぁ」
「実はオリンピックはよくわからないんだ・・・」
興味はあっても、意外と知らないことがたくさんあるのではないでしょうか?
今回はそんなオリンピックの雑学についてです
選手のバックボーンを勝手に想像して感動する僕が、要点をまとめてご紹介します
- オリンピックの起源は紀元前9世紀頃の古代ギリシャ
- 第1回大会の種目は191m短距離走の一種目だけだった
- 女子だけで開催されたオリンピックがあった
- 日本はメダル数が世界で13位の497個
- オリンピックは名誉のための祭典!
- 色々と経済や政治的な話がついて回る最近ですが、元々の古代オリンピックは選手たちは名誉のために戦っていました
オリンピックの起源は紀元前9世紀頃の古代ギリシャ
オリンピックは2種類に分類されます
古代ギリシャで行われた「古代オリンピック」と、私達が意味するオリンピックは「近代オリンピック」です
古代オリンピック
オリンピックは、紀元前776年にオリンピア地方で始まったと言われています
オリンピア地方ではゼウス神の聖地で、ゼウスに捧げる競技祭として始まったとされています
古代オリンピックは長く続きましたが、ローマ時代の起源392年にテオドシウス帝がキリスト教を国教としました
そのため、古代オリンピックは異教として禁止され、幕を閉じました
近代オリンピック
フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵によって始まりました
記念すべき第一回は、1896年にギリシャのアテネで開催されました
第1回アテネオリンピックは、参加国が14カ国で男子のみの大会でした
その次の1900年のフランスのパリ大会にて、女子選手も参加するようになりました
オリンピックスポーツ文化研究所(https://www.nittai.ac.jp/sports/basic/index.html)
笹川スポーツ財団(https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/olympic/01.html)
第1回大会の種目は191m短距離走の一種目だけだった
アテネ大会で開かれたのはたったの一種目だけでした
それはスタディオンと呼ばれる競技場の距離を走るだけでした
後に2スタディオン(スタディオンの距離2つ分)の中距離走、10スタディオンの長距離走などが増えていきました
その後、たくさんの種目が追加されていきました
レスリングやボクシングなどの格闘技や、古代五種競技と言われる「やり投げ、円盤投げ、幅跳び、短距離走、レスリング」などが増えていきました
東京大学(https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00061.htm)
女子だけで開催されたオリンピックがあった
オリンピックは神ゼウスに向けた祭典でした
ゼウスは男であるため、大会は参加者は男のみでした
そしてゼウスの妻であるヘラに捧げる祭典もありました
女子選手だけで競技が行われました
スパルタでは女子レスリングも行われ、伝説的に美しくて筋肉隆々と言われていました
そのため、ローマの元老院議員が遠路はるばる観戦しに来たそうです
やがて議員は興奮し、闘技場に入って女子選手たちと戦いました
議員は満足したようです
National Geographic(https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6481/)
日本はメダル数が世界で13位の497個
世界で見ると、メダルの総数は2829個でアメリカが1位、日本は497個で13位です
夏季に限ると、2524個でアメリカが1位、日本が439個で11位です
冬季で見ると、305個でアメリカが1位、日本が58個で14位です
アメリカがとにかく強いです
OLYMPIC CHANNEL(https://www.olympicchannel.com/ja/stories/features/detail/オリンヒックのメタル数ランキンク-多くメタルを取っている国は/)
オリンピックは名誉のための祭典!
色々と経済や政治的な話がついて回る最近ですが、元々の古代オリンピックは選手たちは名誉のために戦っていました
古代オリンピックの優勝者の賞品がオリーブの冠で、今もその象徴がデザインされています
この名誉のためだけに命を掛けて戦っていた古代の人は、今のオリンピックを見てどう思うのでしょうか?
競技やルールが大きく異る古代と現代で、オリンピックの有り方も昔と今では大きく違って見えます
技術が進歩し、思想も大きく異る昔と今を比べても仕方がありません
ですが、人が大切にしているものは今も変わらないと思います
みなさんにとってオリンピックとはなんですか?
大切な思い出も悔しい記憶も、全てが世界の平和と発展のためになってくれることを祈っています
この記事が皆さんの人生に役立てれば幸いです
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