とぶクルマの雑学ブログ

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レモン1個のビタミンCはレモン4個分!? 勘違いしがちの表示 5選【ざっくり解説】

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皆さんはレモンビタミンCが多い感じますか?

 

よく商品パッケージで何個分って見るね

酸っぱいから多いハズ!

ビタミンのサプリメントでもよく「レモン3個分のビタミンC!」と見かけます

この表記間違いは無いかも知れません

 

しかし、このビタミンCが一体どれだけ多いのか?

それって意外とわからないですよね?

 

今回はそんな勘違い固定概念やイメージから生まれた商品の表示についての雑学です

 

小学2年生の頃のあだ名が「レモンくん」だった僕が、要点をまとめてわかりやすくご紹介します

 

 レモン1個のビタミンCはレモン6個分

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日本では「レモン1個の果汁にはビタミンCが20mg含まれている」とされています

実際の成分を調べると、レモンの可食部100gにはビタミンCが100mg含まれています

 

平均のレモン1個120gほとんどの部分が可食部(食べられる部分)です

まるまるレモンを食べれば、レモン1個から得られるビタミンCの量は約120mgです

 

単純に「レモンを絞ると20mg、まるごと食べると120g入ってるよ!」って感じです

これを言い換えると、「レモン(可食部)1個」には大体「レモン(果汁)6個分」ある、となります

ビタミンCがレモンより多く含まれている食物は多い

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レモン一つ20mgとして表示されていますが、実際には少ない量に感じます

それは、他の果物や野菜にはもっとビタミンCが多く含まれているからです

そのをいくつか挙げましょう

 

いちご・・・・・62mg

アセロラ・・・・1700mg

キウイ・・・・・69mg

ピーマン・・・・76mg

※可食部100gあたり

 

柑橘類は基本的に、レモンよりもビタミンCを多く含んでいます

同じ100gを食べるなら、レモンよりも他の食べ物のほうがビタミンCは多く摂れます

 

参照元

生活知恵袋(https://www.seikatu-cb.com/omosa/lemon.html#a01

一般社団法人 全国清涼飲料連合会(http://www.j-sda.or.jp/manufacturing/regulations_and_guidelines04.php

レタスの食物繊維はめかぶの3分の1しかない

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これもレモンと同じです

レタスには食物繊維100gあたり1.1gで、そんなに多くはありません

食物繊維には2種類あって若干種類が混同してしまいますが、それでもレタスは多いとは言えません

 

食物繊維豊富な食材をいくつかご紹介します

 

キャベツ・・・・1.8g

めかぶ・・・・・3.4g

なっとう・・・・7g

枝豆・・・・・・5g

しいたけ・・・・3.5g

※100gあたりの食物繊維量(水溶性・不溶性の区別はしていない)

 

しいたけや枝豆より少ないとなると、食物繊維としては少しさびしいです

 

参照元

大塚製薬https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/intake/foods-amount/

カロリーゼロはカロリーゼロじゃない

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コーデックス委員会」というところが定めた食品成分表表示のガイドラインがあります

そこには「100mlに4kcal未満だった場合は『無』とする」とされています

つまり、決まった量のカロリーより少なければ」と表示していい、ってことです

 

参照元

CocaCola Journey(https://www.cocacola.co.jp/article/right-viewpoint01

糖質ゼロは糖質ゼロじゃない

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これもカロリーと似たものがあります 

糖質ゼロ

糖質とは「炭水化物から食物繊維を抜いた物」のことです

ゼロと表示するには、100gあたりに糖質が0.5g未満の場合に可能です 

糖類ゼロ

糖類とは「糖質のうちに含まれる成分の単糖類・二糖類の総称」です

ざっくり言えば、糖質の中の成分のことで、キシリトールなどの甘味料は含まれません

ゼロと表示するには、100gあたりに糖類が0.5g未満である必要があります

 

参照元

AUSSI FOODS(https://www.aussie-fan.co.jp/quality/column/post-359

国産牛と和牛は国産牛じゃない

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国産牛」や「和牛」と聞くと、日本で生まれ育った牛だと思ってしまいますが、これは間違いです

食品表示によって、それぞれある基準を満たすと「国産牛」「和牛」と表示できる決まりがあります

 国産牛

外国で生まれ育ったとしても、日本輸入されて飼育された期間の方が長くなって出荷された場合、国産牛と謳うことが出来ます

ちなみに国産牛となる場合は、商品名に「〇〇県産」のように銘柄だけ表記することが出来ます 

和牛

日本の在来種を元に作られた食肉専用ののことです

なので、海外で生まれて加工されて輸入されても和牛と謳うことが出来ます 

輸入牛

これは国産牛と逆で、日本で生まれ育っても外国が長いとその国の輸入牛となります

 

参照元

馬鹿正直な牛肉屋 大喜屋(https://www.daikokusengyu.co.jp/1271/

商品表示には気をつけろ!

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上の通り、様々な商品表示のマジックが用いられています

決して騙そうというわけではなく、商品を魅力的に見せようとしている企業努力とも言えます

しかし、こういった表示がある限り、消費者である我々もしっかりと理解をするべきとも言えます

 

こういった雑学まだまだあります

内情を知らないとわからないこともきっとあると思います

今後も機会があれば、こういった雑学ご紹介していきます

 

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