皆さんはお風呂は好きですか?
「大好きも何も、これからお風呂に入るんだよ」
「どうでもいいけど、先に入るよ?」
おそらく皆さんは、スッポンポンの姿でこの記事を見ていることでしょう
生まれた姿のまま、仁王立ちでこの記事を見たって温まりませんよ
では、風邪をひかないうちにお風呂に入りながら、お風呂の歴史にまつわる雑学をご覧ください
湯船に浸かること30年の僕が、要点をまとめてわかりやすくご紹介します
お風呂は中国からやってきた
6世紀頃、仏教とともに中国から日本にやってきたと言われています
お風呂は健康に良いとされ、身体と共に心も清めてくれると言われていました
仏に仕えるもの=仏教徒にとっては重要な儀式のようなものになっていて、今でいう「お風呂」とは意味が違います
いわゆる「禊(みそぎ)=心を水で洗う」として知られていて、当時は寺院などにお風呂がありました
「和尚(おしょう)さま、ツボを割ってしまいました」
「一休、罪を洗うために禊なさい」
「喜んで!」ザバ〜ン
と言う感じです
「反省したら風呂に浸かれ!」という意味ですね
風呂ふた満足館(https://www.rakuten.ne.jp/gold/furofuta-manzoku/history/)
「湯」と「風呂」は意味が違った
今では同じ意味として通じますが、昔の風呂は少し違ったものでした
昔はサウナのような「蒸し風呂」が一般的に知られていました
そのため「湯」は身体を浸すもので、「風呂」は蒸し風呂のような蒸気を浴びるものと認識されていたようです
いずれにしても、昔では贅沢なものだったために一般的には広まっていない文化でした
だから一休さんは何度も壺を割っていたんですね
BATHCLIN(https://www.bathclin.co.jp/happybath/入浴の歴史-2/)
昭和まで混浴が多く残っていた
江戸時代から銭湯が一般的に広まりました
最初は男性だけが入っていたものの、やがて湯女(ゆな)が変わるようにと女性の客足も増えてきました
男女がスッポンポンで入る「混浴」ですから、そりゃぁもう人気になります
表向きは、「男女が裸で居られることで親しみが増えた」となっています
真相はわかりません
禁止令が何度も出ましたが、実際に無くなってきたのは昭和頃と言われています
そりゃ、一休さんも壺を割りまくりだったでしょう
warakuweb(https://intojapanwaraku.com)
西洋でシャワーが主流なのは混浴が原因
古代ローマ帝国には巨大な温泉施設がありました
一度に1600人も入浴ができる大浴場があって、飲食店やスポーツ(卓球ではない)も出来るほどの超大型のスーパー銭湯のようなものです
しかし、キリスト教の裸で集まることが淫らで許しがたいということで弾圧されました
そして、当時流行っていた伝染病の発生地と思われたために、全面的に禁止されて廃れました
住まいのオーダーメイド403(https://order403.com/cgi-local/details.cgi?item_no=G-0271_001)
お風呂の歴史が深すぎる!
ここまででもうおわかりの通り、お風呂の歴史は一言では済みません
たくさんの文献が残されていて、視野を世界に広げればもっと多くの歴史が眠っていることがわかります。
かつて「お風呂」は人間の思想や願い、そして現代では健康という観点で重要だということがわかっていただけたでしょうか?
お風呂について、別の記事でも扱っていますのでぜひご覧ください
この記事が皆さんの人生に役立てれば幸いです
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