この世の全てにははじまりがあり、そのはじまりには様々なドラマがあります
スポーツも例外ではありません
オリンピックなどで世界中に親しまれているスポーツのはじまりの影に、人知れず戦ってきたおっさん達がいます
おっさんが絡むと、だいたい胡散臭い話か深いドラマが関わってきます
さて、今回はそんなスポーツのはじまりに隠されたおっさん達を、ざっくりとわかりやすくご紹介します
目次
スポーツを救ったジェームズⅠ世
そもそもスポーツはいつはじまったのか?
それは紀元前2100年前の古代エジプトまでさかのぼります
発見された洞窟の壁画には400種類以上のレスリングの様子が描かれていました
しかし当時のスポーツは儀式的な意味合いで行われていました
では、今のようなスポーツはいつはじまったでしょうか?
それを語るには欠かせないおっさんがいます
英国王ジェームズⅠ世です
17世紀頃、スポーツは人気であったと同時に宗教的な弾圧に遭っていました
当時の宗教であるピューリタンは、慎まやかな生活が美徳とされていました
そのため、運動の類は野蛮でふしだらだとされていたのです
英国王ジェームズⅠ世は大第的にスポーツを保護する声明を出しました
後に息子のチャールズⅠ世が改めて宣言し、出版物を出しました
これが世間で大人気の「ブック・オブ・スポーツ」なのです
これにより、ピューリタンの弾圧にもめげずにスポーツは少しずつ活気を取り戻したのです
FIFA公認のサッカーをはじめたおっさん達
サッカーの起源には諸説あります
そのなかでも、サッカーを作ったのは中国という説が、FIFA公認となっています
中国は紀元前2697年に、各地から集めた兵士を訓練するために「蹴鞠(スーキー)」というものが行われたと書物に残されています
この「蹴鞠(スーキー)」は徐々に変化して、日本の平安時代に「蹴鞠(けまり)」として伝わってきます
詳しいはじまりに関してはまだわかっていないようですが、FIFAが認めた古のサッカーというのは中国をルーツとしているようです
当然、多くのおっさん達が関わってきたのは間違いありません
野球を作ったアレクサンダー・カートライト
正式に「ベースボール(野球)」を作ったのはアレクサンダー・カートライトというおっさんです
当時、野球によく似たスポーツ「タウンボール」というものを行っていましたが、ローカルなスポーツであったためにルールが統一されていませんでした
そのため、プレイする度にルールが少し変化したり、その都度取り決めも行わなければならないことが面倒だったようです
そこでブチギレたアレクサンダー・カートライトというおっさんが
「もう!ベースボール作っちゃうもんね!」
となって作りました
当時タウンボールを行っていたチームのメンバーに、徹夜で考えたルールを提案したところ
「うん、まぁ、いいんじゃない?」
となったことから始まりました
日本でもアメリカでも愛されているベースボールですが、「軟式野球」は日本独自のスポーツです
バスケットボールを作ったジェームス・ネイスミス
バスケットボールは、偶然ではなく「作れ!」と言われてジェームス・ネイスミスというおっさんが作りました
当時YMCAスクールという学校のようなところで教師をしていたジェーム・スネイスミスは貧乏くじを引かされ、「屋内で行えて競技性があって激しくぶつかり合わないけど白熱して熱中できるスポーツを作れ!」と言われます
「もうなんでもいいや」ってことで、適当にサッカーボールとフルーツを入れる籠を用意して適当にルールを作って生徒にプレイさせした
これがものすごい反響を呼び、やがては世界中でプレイされるスポーツへと発展していくのです
ジェームス・ネイスミスがいなければ、今のバスケットボールは存在していませんでした
▼YouTube動画はこちら▼
スポーツを作ったおっさん達の物語
有名で人気のあるスポーツも、やはりはじまりがありました
それらは自然に生まれたわけではなく、様々な理由によって誕生しています
今振り返ると、端折りすぎてドラマもへったくれもありませんでしたね
本当はもう少しドラマがあるのですが、ザックリとだけ紹介しました
【ザックリ紹介】の記事があるので、もし詳しく知りたいという人は、該当記事からご確認ください
この記事が皆さんの人生に役立てれば幸いです
YouTubeチャンネルでは様々な雑学を【ザックリ紹介】したり【じっくり解説】したりする動画を随時更新中です!
是非動画も御覧ください!